小谷氏のニュータイプを固定すればおもしろいと思い、全体に丸い感じの木を選び交配しました(写真2×1)。1果のみの実生ですので恩塚系は13個体のみでした。 顔を見るために2、3本接木しておいたのですが、かなり変わったものが見られ残りを全て接木しました。正常に育つものはほぼ抱稜の性質をあらわし、他のものは毛足の長い白点をつけているものが多い。 花は半分くらい開花しましたが、恩塚としては大輪で、雌しべのみ異常に長くなっていますが採種は可能です。 今後、この系統を使いさまざまなランポー系の変化種が出現するものと思われます。抱稜タイプは一部で般若との交配種と言われていますがこれは般若の血は入っていません。 |
1) 元親父木 8cm | 2) 元親母木 12cm | 3) 特長が出始めています 8cm |
4) だいぶ特長が出てきました 6cm |
5) 良く特徴の出たもの 紅葉が入っています 6cm | 6) モンストの気配のあるもの 3稜品 5cm |
7) ほとんど稜がわからなくなってきたもの 四稜品 4cm | 8) さらにボウズ型に近づいたもの 5稜品 4cm | 9) 白点が一部欠けたところがッ出始めています エイリアンのようなボウズ型の仔が出ています 4cm |
10) かなりモンストの血が強く出ています 3cm | 11) 10が大きくなったもの 生長点がどこにあるかハッキリしません 6cm | 12) 白点のある部分と無い部分が複雑に入り組んでいます 3cm |
13) 12が大きくなったもの 6cm | 14) 白点のある部分と無い部分が割とハッキリした株 4cm | 15) 14のコブのような部分を接木したもの 白点の無い部分から白点のある仔が出ています |